壁にギターを掛けるには・・・
こんにちは。
長年の夢(?)として、壁にギターを掛けたい!というのがありました。
最初は石膏ボードにボードアンカーを打ち、吊り具を設置しようと思ったのですが、私は部屋の模様替えが好きで、頻繁に家具の位置を替えたりしているので、比較的壁にダメージが少ない方法を取ろうと考えました。
または、楽器屋さんみたいに天井まで突っ張るシェルフを設置して、そこに吊り具を掛けることも考えましたが、こちらはお金がかかりすぎるのと、部屋に圧迫感を与えるので却下。
色々調べていたのですが、「壁美人・ギターヒーロー」というものが良さげでしたので、購入してみました。
Amazonで2611円。
これは画期的な商品で、どういう仕組みになっているかというと、専用のホッチキス芯で壁にとめるだけ。
そう、ホッチキスで壁にとめるだけ。
確かに壁にはダメージが少ないのですが・・・
・・・大丈夫かな?
私も半信半疑でしたが、とりあえず設置までを順に追ってみましょう。すごく簡単です。
箱を開けると、この3点が出てきます。
本体、専用芯とプラスチック製の透明カバーが入った袋、
そして「カッコよくギターを飾った写真やインスタを載せれば、専用芯とカバーを送るぜ!(意訳)」と書いた紙。
で、本体の格子部分にプラスチックカバーを被せ、その上から専用の芯でバシバシとホッチキスをしていくわけです。
芯ですが、専用の芯を使わないと駄目みたいです。
左が一般的なホッチキスの芯、右が専用芯。右の方が明らかに強度がありそうな感じです。
「専用芯を使わないと錆びます」という注意書きもありました。
ここはおとなしく専用芯を使っておきましょう。
ホッチキスですが、180度開いた形で壁に打ち込んでいきますので、広がらなかったり、写真下のような芯が露出しているタイプのホッチキス(カバーがかからないもの)は使用できません。
わからない場合は、180度開いた状態で紙などに試し打ちしてみるといいでしょう。
施工方法ですが、壁にホッチキスを打つだけですから、誰でも簡単にできます。
が・・・
ちょっと丁寧に施工してみたので、よかったら参考にしてください。
まず位置決めをします。写真の中央に薄く縦筋が入ってるのがわかりますでしょうか?
これはクロスの境目(ジョイント)で、これにまたがって設置するのは避けました。
特に注意書きには指定されていなかったのですが、本体を取り外した時に問題が起こりそうな気(ジョイントからクロスが剥がれてしまったり・・・)がしたので。
設置場所が決まったら水平器でレベルを見て、角を鉛筆でなぞります。
水平器はホームセンターで売っています。無ければ目視で。
あとはプラスチックカバーを格子にかぶせ、専用芯を入れたホッチキスで打ち込んでいくだけですが、打ち込み方に結構コツが要ります。
ゆっくりとホッチキスの打つ位置を決め、一気に力を加える感じで。焦ると芯が折れて入りません。
ハンガーの部分は樹脂でできていますので、上記写真のようなギターハンガー用カバーを買ったほうが良いかと思います。そのままギターを掛けると、樹脂が溶けてネックに移る可能性があります。
設置前(左)と設置後(右)です。
ギターを取るのに苦でなければ、写真のようにカーテンレールの位置と合うように設置すると、よりスッキリした印象が出るかと思います。
なんか寂しい感じ・・・もう2台ほどつけるスペースがあるので、様子を見て増やしていこうかと考えています。
使用感ですが、快適です。
私は生徒さんのレッスン中、立ったり座ったりしながら教えているのですが、立ってる時サッと取って弾けるのが実に良いです。
従来のギタースタンドでも別に問題ないだろ、と思いますが、結構ギタースタンドって場所を取るんです。
物に当たったり、足が当たって蹴飛ばしてしまったり・・・私の注意が足りないのかもしれませんが。
なによりお部屋を広く使うことができるのが良いですね。インテリアにもなります。
また、強度に関してですが、設置から2週間以上経過し、今のところ全く問題ありません。
(貴重・高価なギターは様子を見ながら掛けたほうが良いかもしれません)
震度6程度まで耐えられると書いてあったので、施工や設置箇所に問題が無ければ大丈夫かと思います。
では。
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