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カルロ・アオンツォ 静岡公演を終えて

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先日、静岡市の札の辻クロスホールで行われた「カルロ・アオンツォ静岡公演」にご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。

今回、世界的なマンドリンの巨匠と合わせる貴重な機会をいただき、私としてもとても楽しみであり、と同時に緊張しておりました。

コンサートで私が感じたことなどをレポート形式で少し以下にまとめました。良ければどうぞご覧ください。

 

の前に…少し、前日譚から。

実は本番の数日前、リハーサルに東京まで行ってきました。

静岡市から東名高速をかっ飛ばし東へ!無事着くことができました。

 

正直なところ、マエストロはどんな人なんだろうと緊張していましたが、「チャオ!」と気さくな挨拶で出迎えてくれました。

リハーサルに参加したのはカルロさん、主催の林さん、私。

まず私とのデュオのリハーサルからはじめたのですが、カルロさんが日本に到着したのはこの前日で、林さんによると、どうやらこれが今回日本に来て初めて弾くのではないかとのこと。そんなタイミングに大変光栄です。

 

とにかく音楽が熱い!弾いている内にどんどん暑くなり、最終的には私は半袖に…それと同時にマエストロの指さばきもエンジンが掛かり。

本来、マンドリンは移弦(右手の動き)がとても難しい楽器なのですが、彼はとにかく軽やかで音楽が淀みなく流れていき、なおかつよく通る音で…ずっと聴いていたくなってしまうのです。

カルロさんのリハーサルの進め方は、大胆かつ繊細でした。特にアクセントの位置や、音色の出し方やトレモロの方法にこだわりがあるようで、曲によってはそれだけで1時間近くかけることもありました。

 

余談ですが、カルロさんはほとんど果物類しか食べないと事前に聞いていたので、お土産に静岡の温室メロンを持って行ったら大変喜ばれました。休憩中も「箱から出すところを撮りたい!」と動画を撮ってました。多分彼のフェイスブックか何かにアップロードされてるかもしれません(笑)興味のある方はチェックしてみてください。

 

↑マエストロと私。農家?

 

 

 

さて当日です。

静岡市内は爽やかな秋晴れ。折しも「大道芸ワールドカップ」が開催中で、会場のクロスホール付近も多くの人で賑わっていました。

駅でカルロさんと林さんと待ち合わせをして、ホールまでご案内。道中、神社があったのでコンサートの成功を祈念しました。

 

会場に到着後、マンドリンの中野先生と合流してすぐリハーサル。

中野先生は静岡マンドリン界の巨匠と言っても良いくらいのお方で、リハーサル中、カルロさんからも「素晴らしいです。中野先生の演奏は大変勉強になります」との言葉が。凄い!

 

リハーサル室で2時間ほど合わせた後、ホールでリハーサルができるとのことでしたので移動。

マエストロはクロスホールの響きがいたく気に入ったようで、ホールリハーサルが終わった後も、ずっと一人で弾いていました(笑)

 

 

 

本番前に少し休憩していたとき、カルロさんと果物を買いに付近のデパートまでご案内しました。

ホールが入っているビルにはビッグスクリーンがあるのですが、なんと…!

 

載ってました。

「僕も撮りたいから5分ほど待って!」と言われ、嬉々として動画に収めるマエストロが可愛かった(笑)

 

こちらはデパ地下で果物を品定め中のマエストロ。私も真似してフルーツ食を試しに半日やってみたら、2キロほど減りました。

 

 

 

さて本番です。

まずは四重奏の演奏から。

一曲目が終わると万雷の拍手が…

音楽をやってて本当に良かったと思える瞬間です。

正直、興奮状態でよく覚えていないのですが、とても楽しく演奏ができ、思わず笑みがこぼれる時もありました。

中野先生と林さんのアンサンブル技術が高く、本当に終始お世話になりっぱなしでした。

あっという間のひと時。

 

 

四重奏が終わると今度はマエストロのソロが始まりました。

15分くらいの予定でしたが、20〜30分くらいはやっていたような気もします。

実は、弾く曲は予定されていたわけではなく、当日その場で何を弾くか決めていたようです。

凄い。

演奏の内容はもう筆舌に尽くしがたく、音楽ってこういうことを言うんだなとしみじみ感じてしまいました。

 

 

お次はいよいよデュオの出番。

ごめんなさい、やはり興奮状態にあったためか、この時の事をあまり覚えていないのです。

一曲目のパガニーニの「協奏的ソナタ」では、第一楽章が凄まじい速度の爆演になり、楽章途中にも関わらず盛大な拍手。本当にありがとうございます。

二曲目の「カンタービレ」では思わず彼の音色の美しさに見とれ…

三曲目の「Kaze」では第1楽章がとてもメランコリックだったようで、終演後、林さんから「新鮮でしたよ!」とのお声が。第2楽章はとても優しく音楽が流れていきました。リハーサルの時もこれほど優しく弾いたことはなかったです。

 

 

アンコールも大変盛り上がり…

終演後はホッとした反面、どこか寂しく感じてしまいました。

そのため、若干意気消沈していたのですが、楽屋に帰ってきた時マエストロから「Bravissimo!(とても良かったよ!)」と声をかけてもらい、本当に嬉しかったです。

 

 

サイン会では、高校生や大学生など、音楽を愛する若い子たちがたくさん集まりました。彼らが静岡の音楽を盛り立ててくれてるのだと思うと本当に心強いですし、カルロさんの演奏に触れたことで一人でも多く、もっと音楽を楽しみ・追求する人が現れてくれるのを願ってやみません。

 

私もCDにサインしてもらいました。

名前と「FANTASTICO!!!」(素晴らしい!!!)の文字が…

Grazie,Maestro!

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