ベートーヴェンの運命をギターアンサンブルで!
こんにちは。
私が所属するギターアンサンブル「サウンドオブドリーム」では、ただいまベートーヴェンの運命を練習中です。
「えっ、オーケストラの曲じゃないの?」って思われる方もいらっしゃると思いますが、本当の話です。
そもそも、ギターアンサンブルのためだけに作られた曲というのは、あまりありません。既存の曲をアレンジしたものが大半なのです。しかし、原曲をそのまま弾こうとすると、ギターではとても弾きづらくなったり、音楽の響きが悪くなったりしてしまいます。
このため、移調をしてあげます。移調についてはまたブログでとりあげますが、とりあえず「ギターで弾きやすくして響きをよくしてあげる」とでも考えておいていただけると良いかと思います。
運命も原曲はハ短調ですが、イ短調に編曲されています。
「ここまでしてギターで弾く意味あるか?」という見解もあるのですが、私は「名曲はたとえ編曲しても曲の本質的な良さは決して失われない」という考えです。もちろん、原曲の調性の意味の大切さというのも、とても分かります。
移調や編曲によって、名曲をギターで味わえるのですから、こんなに幸せなことはないと思います。
閑話休題。
ところで、やはりベートーヴェンは天才ですね!あまり天才という言葉は使いたくないのですが、どうやっても天才です。
この曲の第1楽章は「ジャジャジャジャーン」というあまりにも有名なモチーフ(動機)でほとんどが構成されています。極めて構成はシンプルですが、大変奥深くて難しい曲です。当時の聴衆の衝撃たるや、どんなものだったのでしょうね?
運命については好きな指揮者の演奏だけで30記事くらい書けてしまうので、キリがないからこのあたりにしておきます。
あ、そうそう、この曲で原曲のオーボエソロに当たる部分を任されることになりました。ドキドキ。
それではまた!
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