7/29 バッハハウスでバッハを弾こう! レポート
※当教室はバッハハウスの関係者・管理者ではありませんので、施設等に関するお問い合わせにはお答えできません。何卒ご了承ください。
こんにちは。
7月29日に静岡市油山の「静岡バッハハウス」でおこなわれた、「第4回バッハハウスでバッハを弾こう!」イベントのレポートです。
静岡バッハハウスは、油山苑さんという温泉旅館の向かいにあります。実に雰囲気たっぷりで、この時期はヒグラシの鳴き声がとても心地よい場所です。
中は天井が高く、開放感あふれるホールで、特に目を引くのが、ロフトに位置するパイプオルガン。もちろん可動します。特別に少し弾かせていただいたのですが、パイプオルガン奏者って凄いことやってるんだな・・・とあらためて感じました。(足もフルに使うのです)
ピアノはベーゼンドルファーのグランドピアノ。こちらも少し弾かせてもらいました。私はピアノに関しては門外漢なのですが、いい音!なによりベーゼンドルファーにさわれる日が来るとは思ってもいませんでした。
ホールの音響もかなりのもので、残響が多く弾いていて気持ちが良いです。
2階はロビーになっています。ソルとタレガの肖像画があります。残念ながら、ここのご主人はもうお亡くなりになってしまったのですが、クラシックギターが好きだったんだろうな~と感じます。本棚にはバッハ全集や、バッハのCDがズラリ。ステレオも雰囲気があります。
こちらは岐阜からお越しになった、ギター製作家・寺町さんの新作ギター。左はダブルトップです。どちらもとても良いバランスと弾きやすさでした。ダブルトップの方は、2階で聴いていた方の話によると音が遠くまで届いていたとのこと。いいなぁ。寺町さんによるギタークリニックもおこなわれ、盛況でした。
13:00より開演。皆さんのバッハ愛は凄まじく、レベルの高い演奏が続きます。聞くところによると、使用されている楽器も皆さん銘器ばかり!羨ましい限りです。リュートギター(!)を使用される方もいました。
私はBWV1001よりフーガを演奏しました。お世辞にも上手く行ったとは言えないのですが、最後のGmの出来が非常に良く、この和音の響きを得られただけでもここで弾いた甲斐がありました。
お次はフルートの綱川さんとのデュオ。当初は余興でやる予定だったのですが、急遽?プログラムに組み込まれたようです。バッハとは関係ないものの、ディズニーの曲(美女と野獣)、エルガーの愛の挨拶の2曲を演奏しました。綱川さんは、他にもソロでバッハのフルートパルティータを演奏されましたが、デュオでも素晴らしい演奏でした。綱川さんありがとうございました。
10月6日(土)にはこちらでまた別のバッハのイベントがありますので、よろしければご来場くださいませ。
詳細はイベントページに掲載しております。
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