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久保田ギター教室発表会で演奏します

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こんにちは。

8月4日(日)13:00より、静岡音楽会AOIの8階ホールで久保田ギター教室の発表会があります。

→昨年のレポートはこちら

 

私は合奏「サウンド・オブ・ドリーム」の一員として「カノンとジーグ(パッヘルベル)」と、

ソロで「グランソロ アグアド編(ソル)」を演奏します。

 

グランソロのアグアド編は装飾音やアーティキュレーションを凝らした作品となっており、原曲よりきらびやかな印象です。

福田進一さんやマヌエル・バルエコさんなどが録音していますが、一般的にはあまり弾かれることのないバージョンです。

よく弾かれるユージェル版や、セゴビアの録音しているジムロック版と比較してみると面白いと思います。

 

アグアド編のグランソロは1849年に出版され、イグナシオ・アグスティン・カンポ(Igunacio Agustin Campo)という人物に献呈されています。

調べたところ、この人物はアグアドの弟子で、1834年生まれ(没年は不明)とありましたので、15歳の少年に作品を捧げるというのは並々ならぬ期待があったようです。

また、アグアドはその年の12月に亡くなります。編曲されたのも1849年あたりであれば、最晩年の作品と考えて良いかと思います。

彼の大曲は極めて難しく、特によく弾かれるのは「序奏とロンド(Op.2-2)」や、「ファンダンゴと変奏(Op.16)」があげられます。

ソルと同様、古典派に位置づけられるアグアドですが、こうした大曲ではロマン派のように華麗な技巧を散りばめていることが多く、時代の影響が伺えます。

このアグアド編グランソロも細かいアルペジオやスラーの連続が多く、原曲とは一線を画しており、アグアドが編曲するにあたって、どのようにこの曲を捉えていたかを知る意味でも大変挑戦しがいがある曲です。

また、曲の終わり方も原曲は華々しく終わりますが、こちらは静かに終わります。

これだけ華々しく編曲したのに、静かに終わるその意図を考え続けているのですが、判然としません。

バルエコなど一部の録音では原曲の終わり方を採用しており、私も発表会ではどちらの方を採用しようか未だに迷っております・・・(汗)

それにしても古典派の大曲を弾くのは久しぶりです。

 

お時間のある方は是非聴きに来てください。待ってます。

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