久保田ギター教室の発表会レポートです!
こんにちは。
先日おこなわれた久保田ギター教室発表会のレポートです。
久保田先生は私の師匠で、この発表会には20年近く連続で出させていただいております。
もはや、静岡の夏の一大イベント!夏の風物詩!と言っても過言ではないかと思います。
いきなり余談ですが、
前日の夜中、突然原因不明の39度近い高熱と耐え難い悪寒に襲われ、
「もうだめだ~」と思ったのですが、寝て起きたら何故かケロッと治ってしまいました。
食あたりか熱中症のどちらかと思うのですが、この時ばかり自分の身体に感謝したことはありません。
よく頑張った俺の体!
みなさんも本当に気をつけてくださいね。
日本列島は連日酷暑続き、静岡は当日も朝から暑く、会場である『静岡AOI』につくまでに汗ダラダラでした。
ここは、相変わらず素晴らしいです。
室内楽にとても適したホールで、東京の銀座YAMAHAホールなどにも引けを取らないと思っています・・。
さて、前年から発表会の進行役なども任されており、今年はホールの管理とリハーサルのタイムキーパーをしていました。
リハーサルで待っている方を会場までお呼びしたりするお役目です。
時間どおりにお越しになれない方も居て、ちょっと焦ったのですが、なんとか時間どおりに行ったので良かったです。
久保田先生の発表会には毎年40〜50人くらいの方が参加されているのですが、これだけの大人数をまとめてらっしゃるのには本当に頭が下がります。
さて、こちらは僕が所属するアンサンブル「サウンドオブドリーム」のリハーサル前の風景。
リハーサルもとても良い集中力を持っておこなわれました。
演奏曲はベートーヴェンの『交響曲第五番より第一楽章』
シンプルな構成ですが、精神力が要求され、とても難しい曲です。
その後、昼食休憩は近くの横浜家系ラーメンのお店へ。(夜中うなされていたのが嘘みたい)
ライス大盛りにしてもらいました。(これがあとで眠気を誘う原因に)
とても美味しかった。
いよいよ開場です。
看板にはいくつかあって、前者のものは会場が何故か『静岡OIAホール』になっています。。
今年も沢山の方がお越しになったようです。
ありがとうございます。
前半はちびっこたちの演奏。
これがまた凄くて、自分の小さい頃と比べるとみんな格段に上手いんです。
指もスラスラ動くし、本当に羨ましい。
個性も人それぞれで、荒削りだけど魅力的な演奏をする子もいれば、おとなしくてもとても綺麗にまとめてくる子も居たりして、十人十色、とても楽しめました。
みんな才気に溢れ、先が楽しみな子たちばかりです。
合間にアンサンブルの演奏がありました。
最初の『ダダダダーン』が2回ともバッチリ合い、「これはうまくいく」という確信が自分の中でありました。
予想通り、大きく崩れることはなく、自分を含め、皆抜群の集中力をもって演奏をやりきることができたように思います。
あとは各パート、つまり横の線が合えば、もっと素晴らしいものになっていくのではないかと思っています。
練習当初は、果たして本番に間に合うのか、という思いが皆にあったのですが、こうして一つの山を乗り切ることができたのがとても嬉しく思います。
後半はベテラン勢の演奏です。
真剣になって楽器を演奏している姿はとても神聖です。
後半の方々はもう独自の世界を築いており、
プログラムのひとつひとつがその人のコンサートだと思って私は聴いていました。
さて、ここからは自分の演奏内容の方に触れます。
私はソロでバリオスのクリスマスの歌と最後のトレモロを演奏しました。
最近は、「演奏中に自分の演奏を客観的に聴く」ということをしているのですが、
クリスマスの歌は歌わせ方が足りず、音も途切れ途切れでレガートではない。和声感が乏しい。
最後のトレモロは、右手のタッチが悪く雑音が混じる。あと調弦が悪く、最後のEmajの和音が非常に気持ちの悪い響きとなってしまった。6弦をDからEに直す際、弦を引っ張るなどの対策をとるべきでした。
毎年この発表会は本当に楽しくて、今年も特別な経験をさせてもらいました。
本当にありがとうございました。
発表会終了後はお待ちかねの懇親会!
久保田ギター教室はこの懇親会がとても楽しいのです!
数年前から、静岡の老舗ホテル『中島屋』さんで開催されています。
なんと今回はコンクール優勝記念ということで、乾杯の前にミニコンサートの開催の場を設けていただきました。
ここではソルのソナタ15-b、ディズニー映画から星に願いを、デュアートのイギリス組曲を演奏しました。
自分の中では、正直言ってイマイチな演奏になってしまいましたが、盛り上がっていただけたようで嬉しいです。
上記の写真は、なぜかこの風景が美しく感じて撮ってしまったものです。
ホテルの2Fのロビー通路ですが、こういう些細なところも構造美に溢れていて、綺麗なのが老舗たる所以なんだろうな~とか思いました。
来年も、またその次も成長して帰ってきたいと思います。
毎年、本当に楽しみな発表会です。
ありがとうございました。
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