お問い合わせはこちら上記がつながらない場合は054-266-5276
営業時間:10:00~21:00 | 定休日:不定休
メールでのお問い合わせ電話番号

夏のギター管理

category: ブログ

夏はギターにとって過酷な時期です。

毎年、1~2人は生徒さんから「先生なんかギターがおかしくなっちゃったんだけど・・・」と言われます。

聞くと大体、極度に暑い場所に保管しておいたことが原因でした。

 

夏場、絶対にやってはいけないことワースト3を挙げてみます。

 

・ギターを車中に放置しない

これは絶対にダメです。

炎天下の車中は、エンジン停止後30分で45度に達します。

一番太陽が高い13時~14時には55度を超えることも。

そんな中、ギターを置いてしまったらどうなるか・・・もうお分かりですね。

ギターに致命的なダメージが発生してしまいます。

炎天下の車中にギターを取り残すのは、たとえ短時間でもやめましょう。

どうしてもやむを得ない場合は極力、日陰や立体駐車場などを利用し、

窓を少し開けて極力短時間で。

 

・肌に直接ギターを触れさせない

ギターを演奏すると、腕がちょうどボディのところに位置します。

その時に直接肌が触れていると、ものによっては塗装が剥げてしまいます。

特にクラシックギターとアコースティックギターは注意が必要です。

あて布をするか、専用のアームカバーをするか、長袖で演奏するようにしましょう。

アームカバーは専用のものもありますが、100均に売っているものでも大丈夫です。

(ご婦人が自転車に乗っているときよく付けているようなやつ)

 

・クーラーの風を直接当てない

暑いのがダメなら冷やせばいいじゃん!と思うかもしれませんが、

クーラーの風を直接ギターに当てると今度は乾燥しすぎてしまいます。

ギターは木です。

極度な温度・湿度変化は大きなストレスになります。

直接風があたらない場所に置いてあげましょう。

 

夏場の温度・湿度管理には、できれば温度湿度計があると便利です。

無ければ、自分が快適だと思う環境に保管してあげてください。

基本的に、人間が快適な環境であればギターも大丈夫と考えていいでしょう。

この記事をシェアする:

この記事のカテゴリー: ブログ