はじめに

今日はクラシックギターについてお話します。

クラシックギター、と聞いてみなさんはどういったイメージをお持ちでしょうか？

この記事を読んで、クラシックギターについて少しでも知っていただけたら幸いです。

 

楽器屋さんに行くと、いろいろなギターが置いてありますよね。

エレキギター、フォークギター・・・

みなさんも、テレビや雑誌などで一度は目にしたことがあるかと思います。

 

 

ギターの基本は変わらない

実は、クラシックギターという楽器はあってないようなものです。

 

！？

 

なんのこっちゃ！？と思うかもしれませんが、

ギターという楽器そのものは、エレキであろうがフォークであろうがクラシックであろうが、基本的に変わらないのです。

ドレミファソラシドの位置も全部同じなんです。

ギターほど多種多様ながら、根本的な構造が変化しない楽器は他にはありません。

なんかある意味、矛盾してますよね。

 

 

楽器としてのクラシックギター

じゃあクラシックギターとはなんなのか、と言うと・・・

クラシック・ギターとは、ガット、ナイロン、フロロカーボンなどの弦が張られた、ギターのことである。スパニッシュ･ギター、ガット･ギターとも呼ばれる。

（wikipediaより引用）

う～ん・・・ますますわかりにくい！

百聞は一見に如かずということで、こちらを。

「音楽室にこんなのあった！」「演歌の人がこんなの弾いてた！」

という声がどこからか聞こえてきます・・・

そうです、これが一応、楽器としてのクラシックギターなんです。

 

・・・確かにこの楽器はクラシックギターという名前ですが、この楽器でクラシック以外を弾いちゃいけないというわけじゃありません。

言い方を変えれば、クラシックギターでロック弾いたりヘビーメタル弾いたりしたっていいわけです。

弾いてもギター警察は来ないので安心してください。

 

音楽ジャンルとしてのクラシックギター

一方で、やはりクラシックギターという音楽ジャンルは存在します。

これが、話をややこしくしている原因かもしれません。

そして、その分類については割といい加減です。

クラシックギター曲と呼ばれる曲の中には、明らかにこれはクラシックではないだろうという曲も存在します。

言い換えれば、クラシックギターは名前こそクラシックと冠していますが、使用できるジャンルに壁はありません！

その意味で、クラシックギターという楽器はあってないようなものなのです。