チューニングは耳でしますか?チューナーを使いますか?
こんばんは。
ギタリストの中にはチューナーを用いずに調律をおこなう人もいますが、私はチューナーを使うことを強くおすすめします。なぜならば、人間の耳で合わせると、どうしても若干の狂いが生じてしまうからです。
A=440Hz~442Hzが正しく取れるような人ならば話は別ですが、絶対音感を持っているような人でも正確に合わせるのは至難の業でしょう。なおかつ、ギターは6弦あるので、これを一本一本を正しく調弦するとなると、耳に頼るのは大変な苦労が要ります。
チューナーがない時代は音叉を使って調弦していましたが、よほどのこだわりが無い限り、こちらもおすすめはしません。熟練者ならば素早く調弦できますが、初心者ですとかえって時間がかかってしまいます。その分の時間を練習に当てたほうが有益です。
チューナーにも種類は色々ありますが、私がおすすめするのは、こちらのクリップ式のチューナー。写真のようにギターのヘッド部分に取り付けられ、非常に便利です。
値段も980円と非常に安価なのでおすすめです。しかし、こちらのチューナーは440Hz固定です。合奏などをされる場合は、Hz調整ができるものを選ぶとよいでしょう。
こちらのチューナーは410Hz~480Hzまでに対応しています。こちらもクリップ式ですが、モニタ部分が分離できます。しかしそれが災いして、よくモニタ部分がポロッと取れてしまいますのであまり使っていません。
スマホを使いこなしている人ならば、アプリを使うのも良いかもしれません。これは『Guitar Tuna』というアプリで、無料ですが中々の精度と使いやすさです。チューナーがどうしても見当たらない!なんて時にも役立ちそうです。
人によっては、「チューナーを使うと耳が鍛えられない」という意見の方もいますが、初心者の方こそ、チューナーを使うべきだと私は思います。間違った音程のまま練習すると、耳が間違った音を覚えてしまいます。常にチューナーを使って正しい音程を意識するのが、やはり上達への近道だと思います。慣れてきたら、徐々に耳でも合わせられるようにシフトしていけば良いのです。
コンクールに出るような上級者や、一流の演奏家ですら、チューナーを使って合わせている人はたくさんいます。決してチューナーで合わせることは恥ずかしくはありません。
今の時代、せっかく便利なものがあるのですから、どんどん活用していきましょう!
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