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手のケアを考える

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こんにちは。

今回もまた小話というか、コラム的なものです。

ギターを夢中になって弾いていると、手を痛めてしまった・・・ということがあるかと思います。

そんな時はどうするか、私の実体験などを踏まえた対策を考えていきます。

また、私は医学的・生理学的知識をちゃんと持っているわけではありませんので、ご参考程度までに。

 

1.冷やさない

経験上、手が冷えた状態で弾くと故障しやすいです。

弾いていれば温かくなりますが、そのウォーミングアップで痛めてしまいます。

特に冬は危険です。あらかじめ手を温めた状態で弾くようにすると良いでしょう。

 

2.弦をローテンション(低張力)のものにする

練習のうちから弦をハイテンション(高張力)のものにすると痛めやすいです。

最近の弦は素晴らしく、ローテンションだから音にハリがないということはありません。

おすすめはハナバッハのスーパーローです。

また、弦の袋の裏に張力が書いてありますから、低いテンションのものを組み合わせて使用するというのも一つの手段でしょう。

 

3.チューニングを半音ないし全音さげる

ギターのチューニングは通常EADGBE(ミラレソシミ)となっていますが、これをすべて半音ないし全音下げることで、

張力が弱くなり手の負担が軽減する・・・というものです。

全音にすることで更に弱まりますが、通常から大きく離れたチューニングはあまりオススメできません。

全音下げはどうしてもという時に。

 

4.あまり難しい曲を弾かない

実力から大きく逸脱した曲や、難易度の高い曲を弾くと負担が掛かります。

こういった曲は、動きが激しかったり、手を大きく開かなければならないことが多いです。

クラシックギターの場合、音色の変化をつけるために無茶な運指になってることも多々ありますから、どうしても弾く場合は、より負担の少ない運指を考えると良いかと思います。

また、どうしても音が出せない場合は、思い切って省略するということも視野に入れた方がいいでしょう。

 

5.無理な体勢・姿勢で弾かない

痛めるということは、負荷が異常にかかっているということになります。

クラシックギターは、通常足台を用いて弾きますが、実は腰をひねることになるため体への負担は大きいです。

同じ姿勢を維持せずこまめに変えたり、ギターレストなどを使用するのも良いかと思います。

 

6.弾かない

最後に、当たり前のことなんですが(汗)

手を痛めてしまったら、しばらく弾かないのが一番のケアだと思います。

身も蓋もないですが、これが何よりの対策です。

弾きたくなる気持ちはわかりますが、グッとこらえましょう!

 

 

身体をいたわって、なが~くギターライフを楽しみましょう!

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