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安倍川の瀬切れ

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まずはじめに…

今回はギターや音楽と関係ない話題です!

 

レッスンの合間や、レッスンがない時よく散歩をしています。

主なコースはあの安倍川もちで有名(かどうかはわかりませんが)な、静岡市の安倍川沿い。

土手を中心にトボトボと。

途中、こんな景色も日によっては見られます。

これでも、富士山の見え方としては、なんとなくぼんやりとしていまいちな感じ。

この季節なら普段はもっと澄んでいて良い景色になるときもあります。

 

歩いていて、ふと、

なんとなく、ほんとになんとなく、上の写真の右に写っている鉄塔にまで行きたくなりました。

こうなるともう止まらないのが私の悪い性分で、

そのままズンズンと安倍川を進んで行きました。

とんでもないことをしているかと思うかもしれませんが、

この時期の安倍川は頻繁に「瀬切れ」という現象をおこしており、

渇水、つまり川に水が全く流れなくなってしまいます。

ですから、歩いて向こう岸まで渡れるわけです。

でもこの時期とは言え、あまり褒められた行為ではないと思うので、

安倍川をそのまま渡ることはどうぞ真似しないでください。

まあ、真似する人は居ないとは思うけど…

川から見る景色は、なんというか、川になった気分です。

そのまんまですけど。

開放感に溢れて、とても気持ちがいいんですね。

普段見られない景色ってのは、好奇心をどうしても焚き付けてやみません。

しばらく歩いていると、川のちょうど真ん中に位置する鉄塔につきました。

台風や大雨になるとカラカラの安倍川もさすがにタップンタップンするのですが、

それでも長い年月流されてないこの人工物には一種の尊敬というか、畏怖というか…とにかく、素晴らしいです。

どうやってこんな大きな建造物を作ったんだろうとか、

どのような歴史や経緯をもって作られたんだろうとか、

どういう構造をしているんだろうかとか、

いろいろ考えるだけでワクワクしてきます。

 

もうしばらく歩くと対岸につきました。

 

この辺の歴史を紐解くと、

徳川家康が大御所として駿府、、つまり今の静岡に居た時代、

安倍川はとんでもなく荒れた川だったそうで、

流域も現在とは全く違ったものでした。

そして、幾度となくおこなわれた治水工事の結果、安倍川は現在の位置に。

実はこう見えてかなりの急流なんで、前述したように台風や大雨があるとすぐ荒れ狂います。

それでもここ最近は氾濫していない(資料によると1974年の七夕豪雨では溢れた?)ようなので、治水工事がいかに功を奏したか分かります。

あとは、鉄塔の建築年日を知りたいのですが、おそらく1960年代なのかなあ?

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